今朝は台風の様な風と雨でしたね。
預かり保育に来ていた子ども達も大興奮。強い風が吹いたタイミングで、日よけに張っていたタープの紐が1本外れ、更に大騒ぎになりました!(この後、用務員さんがすぐに対応してくれましたが)
子ども達は楽しくなり、廊下から園庭に出来た水たまりを触ったり「もっと雨強くなれ!」と空に向かって叫んだり・・・
大人は、「早く収まって欲しい」という気持ちになりますね。いつからそんな風に変るのだろう?今だけかなと思って見ていました。
幼稚園で沢山の子ども達が集まって生活をしていると、お互い刺激を与え合って楽しめる事も多いですが、時には意見がぶつかることもあります。「意見のぶつかり=けんか」は、言葉だけ聞くと心配になる方もいらっしゃるかもしれません。
今日も本当に些細なことから言い合いになっているシーンがありました。
「言い合い」になる ということは、それぞれ自分が思っていることを相手に伝え、それがぶつかるからこそのもの。幼稚園生活が始まってすぐの頃には、相手に伝えることもなかなか出来ない子もいます。今日の言い合いは、相手の言っていることを理解した上で、相手との意見の相違があったということです。相手の話を聞いて、折り合いをつけることも出来る時と出来ないときがあります。子ども達だけでは、折り合いがつかなかったようで、保育者がそれぞれの話を聞いて、一緒に考えていました。
幼稚園では、様々な事が起こります。一つ一つ丁寧に受け止め、子ども達の学びとなるように子どもと一緒に考えていきたいと思っています。