子どもにとっての制作とは？

暑い日が続いています。幼稚園の預かり保育に来ている子達は、自分で遊びを選び、自由に楽しんでいます。

こんな暑い日には、制作をしている子も沢山います。

「制作」は、国が定めた、幼稚園での教育で大切にすることが書かれている「幼稚園教育要領」の中の

「第2章ねらい及び内容」　の「表現」の中に含まれます。

その中に、「内容」として、色々な素材に親しみ、工夫して遊ぶ・かいたり、作ったりすることを楽しみ、遊びに使ったり飾ったりする　と書かれています。また、「取り扱い」として、自己表現の意欲を受け止め、幼児らしい様々な表現を楽しむ・様々な素材や表現の仕方に親しむ　など書かれています（詳しくは、幼稚園教育要領をご覧ください）。

当園でも、各ご家庭で不要になった空き箱などをお持ちいただき、子ども達が自由に使えるようにしています。

まだイメージがうまくわかずに大人から見ると「？？」ということもありますが、楽しんでいる他の友達の様子からも刺激を受け、少しずつ扱いに慣れ、作ることの楽しさを味わっていって欲しいと考えています。

自ら考え、進めていくことは、非認知能力にもつながります。根気強く取り組む・友達とのコミュニケーション・どうしたらうまくいくかの問題解決・やってみてうまくいかなかったらまたやり直す・・・こんな知識やIQなどの認知能力と同様に必要な力である非認知能力。

沢山試行錯誤し、その過程を沢山経験して成長していってほしいですね。